10月26日(土)~11月4日(月・振休)
東京都指定有形文化財(古文書)『上水記』の実物を期間限定公開
小学生向けの「子ども水道れきしてん」も同時開催
東京文化財ウィークにあわせて、当館所蔵の東京都指定有形文化財(古文書)『上水記』実物を期間限定で特別公開する上水記展。今年は上水記に記された二大上水である「玉川上水」と「神田上水」をテーマに、『上水記』で当時の玉川上水と神田上水がどのように記録されたのか、描かれた図面等とともに紹介します。
井の頭池(『上水記』第6巻)
天明八年(1788)に起稿し、3年がかりで寛政三年(1791)に完成した江戸上水( 主に神田上水・玉川上水 )の公式記録です。なかでも第二巻の「玉川上水水元絵図并諸枠図」は、多摩川に造られた羽村取水堰を縦135.5cm×横514cmの大紙面に精緻かつ鮮やかに描いたもので、一見の価値があります。詳細はこちらをご覧ください。
『上水記』第二巻 玉川上水水元絵図(部分)
以下の日時に学芸員による生解説を行います。興味のある方は是非ご参加ください。
(1日2回開催、各回ともに内容は同じ)
開催日:①10月26日(土)/②10月30日(水)/③11月3日(日・祝)
時 間:11:00~11:30/14:00~14:30 ※終了時間は多少前後する可能性あり
定 員:なし
参加方法:開催時刻に直接会場へお越し下さい