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開催終了

講演会「地形・地質から見た多摩川」

日程

2015年11月28日(土)
14:00〜15:30

場所
東京都水道歴史館3階レクチャーホール
  • 無料
  • 事前申込制
講演会「地形・地質から見た多摩川」

11月28日(土)に講演会「地形・地質から見た多摩川」を開催しました。

猪郷久義氏(多摩六都科学館特別研究員)をお招きして「奥多摩山地の地形と地質―その生い立ち―」をテーマにご講演をしていただきました。

講演者:猪郷久義(いごう ひさよし)
昭和7年(1932 年)神奈川県生まれ。
昭和35 年東京教育大学(現筑波大学)大学院博士課程修了後、イリノイ州立地質調査所地質技師、イリノイ州立大学副教授をへて筑波大学地球科学系教授、地球科学学系長、博士課程長などを歴任。筑波大学名誉教授。 2005 年より多摩六都科学館特別研究員。多くの学術論文の他、主な著書に『古生物コノドント四億年を刻む化石』NHK ブックス、『化石の手帳』講談社ブルーバックス、『風景の科学』『地球の科学』保育社、『ビジュアル探検図鑑 日本列島』岩崎書店、などのほか、共著で『国立科学博物館叢書 日本列島の自然史』東海大学出版会などがある。

3億700万年前に日本列島はいったいどこにあったのか?大陸形成や海洋プレートなど、地球規模の壮大なお話しから、奥多摩山地、多摩川流域の地形・地質構造や奥多摩で確認された微化石等、地域に見られる特色に至るまで、多くの写真・データをもとにマクロ・ミクロの視点からお話しいただきました。

講演後の質問も多く、ご参加の方々には大変好評でした。

<今後の講演会予定>【事前申込受付中】

■2016年2月6日(土)
「治水・利水の歴史から見た荒川」14:00~16:00
荒川の治水・利水の歴史を、過去の自然災害や利根川との関係等をふまえて映像でご紹介する講演会を開催いたします。地図を使用した作業も行います。(講演者:埼玉県立川の博物館学芸員 羽田武朗氏)

■2016年2月13日(土)
「小日向一・二丁目南遺跡出土の神田上水白堀跡」14:00~15:30
当館に移築復原した神田上水白堀をはじめとした神田上水関連遺跡について解説していただく講演会を開催いたします。(講演者:文京区教育委員会庶務課文化財保護係 主任主事(学芸員)池田悦夫氏)