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講演会「江戸の上水木樋の年輪年代学」

講演者：鈴木　伸哉氏

「江戸の上水木樋の年輪年代学　―　失われた森林を樹木年輪から探る　― 」

都内の大名屋敷跡から発掘された上水施設には、各藩の国元からもたらされた木材が多く使われていました。この木材の樹種や年輪を調べることで、現在では失われてしまった森林の様子を知ることができます。年輪年代学と呼ばれるこうした分野の歴史と併せて、研究の現状を紹介します。

〔講演者プロフィール〕

鈴木　伸哉（すずき　しんや）
東京都埋蔵文化財センター　主任調査研究員

専門は環境考古学。とくに出土木材の樹種や年輪から近世における人と植物の関係史を研究している。

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